ドットイラスト(ドット絵)とは、小さなドット(ピクセル)を組み合わせて描くイラストのことです。
昔のファミコンやスーパーファミコンなどレトロゲームのグラフィックを思い出させるような、どこか懐かしく可愛らしい雰囲気が特徴です。絵が苦手な人でも、パズル感覚で少しずつドットを置いていけるため挑戦しやすいと言われます。
実際、ドット絵は基本さえ理解すれば簡単に始められて応用も利くアート形式であり、初心者にも学びやすいとされています。
ドットイラストの基本的な描き方

ピクセルアートを描く基本的な手順を、順番に見ていきましょう。
キャンバスサイズを決める
最初は小さめのキャンバスで始めるのがちょうど良いでしょう。小さいサイズなら描く範囲が限られるため、初心者でも取り組みやすくなります。
アウトライン(輪郭線)を描く

まずは描きたいキャラクターやモチーフの輪郭線をドットで描いていきます。
頭の形を描き、そこに体など他のパーツをつなげると全体のバランスが取りやすくなります。アウトラインには一般的に黒や濃い色を使いますが、完成後に見えなくなる場合もあるのでお好みで大丈夫です。
色を塗る

輪郭の中をバケツツールなどでベタ塗りし、基本の色を付けます。
髪・肌・服といったパーツごとに色分けすると、後で影を付ける際にどこに何色を使うか分かりやすくなります。
ハイライトと影を付ける

塗った色に対して明るい部分(ハイライト)と暗い部分(影)を描き込み、立体感を出します。
最初は色数を増やしすぎないようにし、各色について明るい色・中間色・暗い色の2~3色程度で陰影を付けると分かりやすく効果的です。
仕上げ(細部の描き込み)

最後にドットを追加して細かいディテールを描き込み、作品を仕上げます。
例えば小物や模様を足したり、輪郭のギザつきを整えたりして完成度を高めましょう。描き終えたら全体を確認し、必要に応じてドットを打ち直して完成です。
初心者が覚えておくとよいコツ
色数は控えめにする

ドット絵では使う色を絞った方がまとまりやすく、初心者には扱いやすいです。
特に描き始めは各パーツごとに2~3色程度に抑えると良いでしょう。
シンプルな形から始める

最初から凝った絵を描こうとせず、簡単な形のキャラクターやアイコンなど、小さくてシンプルな題材から始めるのがおすすめです。小さめのドット絵で簡単なものから描いていくと上達しやすいでしょう。
拡大表示で描く

ピクセルは非常に小さいので、描画ソフトのズーム機能でキャンバスを拡大し、グリッド(ドットのマス目)を表示しながら作業しましょう。拡大率が低いとグリッドが見えず作業しづらい場合があります。
細部を描くときは大きく拡大し、全体のバランスを確認したいときは等倍表示に戻す、というように拡大・縮小を活用すると描きやすくなります。
スマホ・PCで使えるおすすめのペイントソフト
ドットイラストを描くには専用のエディタやペイントソフトを使うと便利です。ここではスマホアプリとPCソフトから、それぞれ初心者におすすめのものをいくつか紹介します(無料・有料含む)。
Aseprite

・Aseprite (PC用・有料)
ピクセルアート専用の高機能ペイントソフト。
有料ですが多彩な機能と使いやすいUIで世界中のドット絵制作者に愛用されています。アニメーション作成機能も充実しており、本格的にドット絵をやりたい人におすすめです。
Aseprite – アニメーション スプライト エディター & ピクセル アート ツール
EDGE2

・EDGE (Windows用・無料)
昔からある定番のドット絵制作ソフトです。シンプルなインターフェースで動作も軽く、ドット絵制作に必要な機能が一通り揃っています。
無料で利用できるので手軽に始めることができます。
高機能ドット絵エディタ EDGE2 | TAKABO SOFT
ドットピクト

・ドットピクト (スマホアプリ・無料)
手軽に始められるスマホ向けドット絵アプリです。
指先でドットを打って絵を描ける直感的な操作が特徴で、アプリ内のコミュニティに自分のドット絵を投稿して他のユーザーと共有することもできます。まずスマホでドット絵を試してみたい初心者にぴったりでしょう。
8bit Painter

・8bit Painter (スマホアプリ・無料)
誰でも簡単にドット絵が描ける超シンプルなスマホアプリです。
必要最小限の機能に絞り込まれており操作に迷うことがありません。「使いやすさ」にこだわって作られているため、ドット絵初心者が気軽に楽しむのに最適です。
8bit Painter (エイトビットペインター) – Google Play のアプリ
オススメ教材

色彩豊かなピクセルアートに憧れる初心者にぴったりのColosoオンライン講座をご紹介。
まるで小説や映画のワンシーンのような雰囲気を持つ独特なピクセルアートで知られる講師・ななみ雪氏が、ピクセルアートの基礎知識からツールの使い方、ラフ・線画・色塗りといった制作プロセスまで自身のノウハウを丁寧に教えてくれます!
【Coloso】おすすめ理由

講座は全24回・約15時間の内容で、初級者〜中級者向けに構成されており、基本的な描き方からアニメーション制作まで段階的に学べるので、ドット絵が初めてでも安心です。
後半ではアニメ機能を使った、瞬きや髪の動きなど躍動感あるドット絵アニメーションの作り方も習得可能で、実際に作品を動かす達成感が味わえるのも魅力です。
受講者からは「解説がわかりやすい!」「独学では得られない学びがあった!」など好評の声が多く、プロの技術を楽しく学べる満足度の高い講座となっています!
色彩が際立つピクセルアートの基礎からアニメーション制作まで【ななみ雪】ななみ雪さん
2019年より、ドット絵制作アプリ「dotpict」を使い始めたのをきっかけに、ピクセルアートの世界に足を踏み入れました。
【経歴】
ピクセルアート上達コレクション(日貿出版社)掲載
Ayase「シネマ」MV制作
初音ミク HATSUNE MIKU Digital Stars 2021テーマソング「sweety glitch」MV制作
Pixel art park2020年公式パンフレット掲載
SHEINにてコラボアパレルグッズ販売
出現画廊leading artistとして参加
などなど



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