LINEスタンプ販売を上手く使うために意識することや、依頼を貰えるようにするためのアピール方法、LINEスタンプ販売ならではの特徴を初心者にも分かりやすくまとめました。
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はじめに

LINEスタンプ販売は、メッセージアプリ「LINE」上で使えるスタンプ画像を作成し、LINEの公式ストアで販売するものです。
LINEが提供する「LINE Creators Market」にクリエイター登録し、自作スタンプを申請・審査通過すると、LINEスタンプショップで一般ユーザーに購入してもらえます。
LINEはユーザー数が非常に多く、LINEスタンプも非常に人気なツールではありますが、近年は参入者が増え市場が飽和気味で、ほとんどのスタンプは少数しか売れないのが現状ではあります。
ただ、ローリスクで世界中に販売できる(多言語対応も簡単)ので、チャレンジするメリットは大いにあります。
魅力とメリット
- 自分の作ったキャラクターやイラストがLINE上でたくさんの人に使ってもらえる可能性がある
「自分の描いた絵が友達同士の会話で使われている!」という体験はクリエイター冥利に尽きます。ヒットすれば莫大な数が出回り、ネット上で自作スタンプのスクショを見かけることもあるでしょう。これは他の収益化手段にはない醍醐味です。
イラスト初心者でも、極端に言えば棒人間や簡単なゆるいキャラでもアイデア次第で人気になることがあります(実際、ゆるい手描き風スタンプがバズった例もあります)。
- 世界市場にアプローチできる
LINEは日本だけでなく台湾・タイ・インドネシア等アジア圏でも人気で、多言語対応すれば海外ユーザーにも購入されます(実際、台湾等で先に火がついて日本でも逆輸入的に流行るスタンプもあります)。
言語別にセリフを用意したり、文字無しスタンプで世界共通にしたりと戦略次第でグローバル展開できます。
- 一度作ればあとは在庫不要の不労所得化する
スタンプ販売はデジタル商品のため、一度承認されストアに並べば、こちらが何もしなくても勝手に売れて収入が入ります。例え月数個の売上でも、ほぼ放置で売れていくので嬉しいものです。
実際、あるクリエイターは1年間で複数のスタンプ(正確には絵文字)を150種類もリリースし、その後制作をやめても毎月売上が勝手に入ってくると報告しています。
このように、コツコツ資産を積み上げる副業として捉えることもできます。自作スタンプが増えるほど収入源が増え、仮に一つ一つのヒット度が小さくても積み重なればまとまった額になります。
集客の工夫やSNS宣伝

LINEスタンプ販売の最大の特徴は、ヒットすれば爆発的に売れる可能性がある点です。
LINEはユーザー数が非常に多く、人気キャラのスタンプは数万セット以上売れることもあります。実際、クリエイターズスタンプ黎明期には「月○百万円稼いだ」という報道もありました。しかし前述した通りほとんどのスタンプは少数しか売れないのが現状です。
少しでも多く見てもらうには、色々な工夫が必要です。
外部SNSをフル活用
LINEスタンプはLINEアプリ内で宣伝が難しいため、外部SNSをフル活用すべきです。Twitter(X)はその筆頭で、完成したスタンプのイラストをいくつか画像添付して宣伝ツイートするのが定番です。うまくバズれば一気に拡散・売上増が見込めます。
広告ツイートする手もありますが、お金をかけずともアイデア次第で拡散できます。例えばスタンプの一部を動くGIFにしてツイートすると目に留まりやすいですし、「リプライくれたらあなたに合うスタンプ返します」みたいな企画で実際の使用例を見せるのも効果的です。

Instagramでも、スタンプのプレビュー動画や一覧画像を載せてPRできます。ストーリーズでアンケート機能を使い「どのスタンプがお気に入り?」と聞いてみるなど、ユーザー巻き込みも有効でしょう。
LINEオリジナルの宣伝枠を活用
LINEオリジナルの宣伝枠としては、「クリエイターズマーケット内の新着」や「ランキング」があります。新作を出すと新着ページに載るので、リリースする曜日や時間帯を工夫すると目立ちやすいとも言われています(平日昼間より金曜夜など)。
また、売上50位以内に入ればランキング掲載され、桁違いに売れます。
LINE内には他にも「今日の注目クリエイター」枠があったり、公式が選ぶ「スタンプTOPICS」掲載などのチャンスもあります。そういった目に留まるためには、評価やお気に入り数を稼ぐことも大切です。クリエイターズマーケットではユーザーがお気に入り登録でき、その数が多いと注目されやすくなります。SNSで「ぜひお気に入り登録お願いします!」と呼びかけても良いでしょう。
かわいい・面白いキャラクターやネタ絵を描く
特に4~8等の短いメッセージや感情を一コマで表現するイラストが得意な人は向いているでしょう。スタンプはトーク上で繰り返し使われるため、汎用性の高い表現(例:「了解」「ありがとう」「OK」「おつかれ」など)の絵が重宝されます。そのため、イラストにセリフを載せるのが上手い人や、デフォルメキャラで感情を表現するセンスがある人はスタンプ制作に適性があります。
逆に向いていないのは一枚絵で凝ったイラストを描くタイプの人かもしれません。スタンプは小さく表示されるので、繊細な描き込みより分かりやすさとインパクトが重要です。また、多数のコマ絵を用意する必要があるため、コツコツ量産できる人に向きます。
一発描きで完璧を目指すより、多少ラフでも40個描き切る継続力が求められます。さらにトレンドを嗅ぎ取るセンスもあると良いでしょう。流行語や時事ネタを取り入れたスタンプはタイミングが合えばヒットします。例えば当時流行したフレーズを入れたスタンプが拡散されて売れた例もあります。そういった柔軟な発想ができる人にも向いています。
総じて、LINEスタンプ販売は漫画的センス・キャラデザセンス・継続力・トレンド感覚など、総合的なスキルが問われますが、逆に言えばどれか一つ突出していればチャンスがあります。初心者でも「自作キャラを世に出したい」「お絵描きでお小遣い稼ぎしたい」という人には手軽に挑戦できるフィールドです。
こうした地道な努力で知名度を上げ、シリーズ化してブランドを築ければ安定した集客が見込めます。LINEスタンプは短期決戦ではなく、長期的なファン作りと心得て取り組むと良いでしょう。
実際の収益例

LINEスタンプの収益性はピンキリです。
極端な話、「ほぼゼロか、大ヒットで莫大か」のどちらかと言えます。1セットあたり通常静止画スタンプは最低8個~最大40個、価格は120円・250円…と段階制になっています(クリエイターが設定可)。
販売価格に応じた収益配分はクリエイター側が約35%(残りはLINEとApple/Google等ストア手数料)となっているため、例えば120円のスタンプが1セット売れると約30~42円が制作者の収入になる計算です。
平均すると月数百円~数千円にしかならない例が多いです。
とあるデータによれば、個人クリエイターの90%以上は生涯で1万円も稼げていないともあります。一方、ごく一部のヒット作者は累計で数百万~数千万円規模を稼いでいます。
一方、ごく一部のヒット作者は累計で数百万~数千万円規模を稼いでいます。
これはスタンプ市場の飽和と競争の激化によるもので、新規参入者にはなかなか厳しい現実があります。ただし、作品点数を増やすことで底上げは可能です。1セットで月100円の収入でも、10セット作れば月1000円、100セットで月1万円になる計算です(もちろんそれほど単純ではありませんが)。
売上は累計¥10,000を超えないと振込申請できないという注意点があります(1000円以上で申請可ですが、手数料等あり実質1万円超推奨)。そのため、小ヒットくらいだとお金を手にするまで時間がかかります。ただ一度1万円超えれば、あとは1000円単位で出金可能なのでモチベーションも上がるでしょう。
とはいえ、まずは趣味の延長で始めて、副収入があればラッキーくらいの気持ちが健全かもしれません。夢を持ちつつ、現実的な期待値も頭に入れておくと良いでしょう。
実例・使用者のアドバイス

イラストレーターがLINEスタンプ販売を利用した例として、
ある方は「最初の月は身内が数個買ってくれただけ。でも半年後に突然知らない国で爆売れして累計1000個以上売れた」という経験をしています。どうやら海外のまとめサイトに取り上げられたのがきっかけだったそうで、「何が起こるか分からないのが面白い」と語っています。
また「趣味で描いてたキャラがスタンプにしたら友達に大ウケしたので、もっと描くモチベーションが湧いた」というクリエイターも。逆に、「40個描くのが本当に大変で、途中で心折れかけた」という声もあります。
収益に関しては、「ほとんど売れず月数十円だった」という人が大半かもしれません。
一方で大成功者の話はTVなどで取り上げられ、「最高月収◯百万円」という例も知られています。初心者がいきなりそこに到達するのは稀ですが、「夢がある世界」であるのは間違いありません。
ヒットしたクリエイターは、「”Twitterで○万人にRTされて一気に火がついた””インフルエンサーが使ってくれて広まった”など運やタイミングも大きい、初心者にとって参考になるのは、”まず数を出すこと””継続すること」でしょうか。”と述べています。
総じて、「儲けは期待しすぎず、自分も周りも楽しめればOK」というスタンスだと長続きして良い結果に繋がるようです。
始め方
LINEスタンプの始め方は、まずLINE Creators Market(クリエイターズマーケット)に登録することです。LINEアカウントがあれば誰でも無料で登録でき、クリエイター用マイページからスタンプの新規登録が行えます。
スタンプ画像は基本PNG形式で、1個あたり370×320ピクセル以上の推奨サイズ(最大幅高さも定めあり)を用意します。必要なのはスタンプ画像×(8~40個)、メイン画像(一覧に表示されるカバー絵)、タブ画像(スタンプ選択画面の小アイコン)です。
絵が用意できたらアップロードし、スタンプのタイトルや説明文、言語設定、価格帯を設定してLINEに審査申請します。審査は通常1週間~数週間程度で行われ、規約違反や公序良俗に反しなければ承認されます。
近年は審査もだいぶ早くなっているようです。審査NG例としては、第三者の著作権侵害(有名キャラやロゴの無断使用)、公序良俗NG(下品すぎる、差別的など)、判読困難(何の絵か分からない)などがあります。そこをクリアすれば初心者でも通ります。承認後は自動的にLINEストアに掲載され、世界中で販売が開始されます。
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